プラスチックOリングの外観検査
【課題(ご依頼内容)】
プラスチックОリングのショート(円が切れていたり、細くなっている)や、ゲート残り(外周に凸がある)を検出したい。
写真の様な単純Oリングではなく、リングの内側に数ヶ所の台形突起があり、ショートとゲート残りの位置が不定なこと、精度要求が高いことから、パターンマッチングでは検出出来ませんでした。
【解決策】
Oリングの外周直径とリング幅を独自のアルゴリズムにより360度隈なく測定することにより、ショートとゲート残りを検出出来ました。
他の検査で使っていた、画像処理機EV-CL1D4W1(EV-G2CLの一世代前の機種)があり、その画像処理装置を流用することが出来ました。
280万画素モノクロカメラとレンズも流用することが出来ました。
新たにLED照明を追加し、ソフト改造及び現地調整で、製品検査が可能となりました。